2年目コンサルタントの日記

都内で働く2年目コンサルタントです。日々の学び、調べたことを1日1回あげていきます。

株式投資初心者必見、これ読めばOKー「株式投資の基礎を網羅・2024年版ガイド」Part1

こんちには

もしくは初めまして

 

都内でコンサルタントをしているPです。毎日業務での学びを書いていきます。

本日は「最近株式投資を始めた私だからこそ書ける、投資初心者の方に寄り添った投資ガイド」となっております。

これから複数のパートに分けて書きます。始めるからにはまず歴史から、ここが何より面白い。

 

 

株式投資の誕生:オランダと東インド会社 

 

株式投資の物語は、1602年のオランダから始まります。世界初の株式会社、オランダ東インド会社(VOC)の誕生がその幕開けです。東インド会社は、アジアとの貿易を促進するために設立された企業で、当時のオランダ政府から独占的な貿易権を与えられていました。 この時期、オランダは「黄金時代」を迎えており、世界の海洋貿易をリードしていました。しかし、アジアとの貿易は莫大な資金を必要とするリスクの高い事業でもありました。そこで東インド会社は、一般市民から資金を調達するために株式を発行するという革新的な手法を取り入れました。

 

これが、歴史上初めての「株式」の誕生であり、一般市民が企業の所有権を分け合うという新しい投資の形が始まったのです。 アムステルダムに設立された「アムステルダム証券取引所」もまた、世界初の証券取引所として知られています。ここで、東インド会社の株式は取引され、投資家たちは会社の利益に応じた配当を受け取ることができました。面白いことに、この時代の投資家たちは、現代のようにインターネットもスマホもない中で、新聞や噂を頼りに株価を判断していました。まるで、現代の株式市場のように、情報が市場を動かす重要な要素となっていたのです。 

 

 

株式投資の拡大:17世紀後半から18世紀へ 

 

オランダで始まった株式投資の概念は、瞬く間にヨーロッパ全土に広がりました。17世紀後半には、イギリスやフランスでも同様に株式会社が設立され、株式を発行して資金を集める手法が採用されるようになりました。(なぜ広まったのでしょうか。それについては明示されておりませんが、ある種資金を持った人が独占的に作ることができた「会社」というものを、他の人から悪寒を調達して会社を作れるようになった、これを聞けばその理由はわかるような気がしませんか?)

 

この時期、ヨーロッパ各国は植民地拡大と貿易競争にしのぎを削っており、株式投資がその資金源として重要な役割を果たしたのです。 特に、イギリスでは「南海泡沫事件」が株式市場の歴史に名を残しています。これは、1711年に設立された南海会社が主催した投資詐欺事件です。(強く書きましたがその裏での故意の陰謀かは明確にはわかっておりません。それくらい大きな出来事だったことは確かです。)南海会社は、スペインの植民地との貿易権を握ることを約束し、多くの投資家がその株式を買い求めました。株価は急上昇し、多くの人々が一攫千金を夢見て投資しましたが、結局はその期待は裏切られ、株価は暴落、会社も破綻してしまいました。

 

この事件は、投資家心理の危うさと、投資のリスクを象徴する出来事として歴史に残っています。 

 

 

フランスとルイ14世の時代 

 

同じ頃、フランスでも株式市場は大きな動きを見せていました。フランスでは、ルイ14世の時代に、国債を株式として取引する動きが始まりました。これがきっかけとなり、フランスでも株式市場が発展し始めましたが、こちらも同様に投機的な動きが目立つようになり、1720年にはフランスでもミシシッピ泡沫事件」として知られる株価暴落が発生しました。

 

この事件では、フランスの財政顧問ジョン・ローが設立したミシシッピ会社が、アメリカの植民地開発を餌に株式を発行し、多くの投資家が巻き込まれました。 

 

 

18世紀末の株式市場の状況

 

18世紀末になると、ヨーロッパ各国で株式市場が確立され、多くの企業が株式を発行するようになりました。この時期、株式市場は国家経済における重要な資金調達手段としての地位を確立していきます。特にイギリスでは、産業革命が進行し、新興の産業企業が次々と株式市場に参入することで、市場はさらに活発化していきました。

 

本日はここまで書いてみました。読んでみていかがでしょうか。

株式投資は怖いと感じるでしょうか?たしかにいくつかの事件によって、多くの人が信頼やお金を失っています。

しかし、まずそもそも何事も黎明期は多くの失敗によって成り立っているものです。

 

そして、なぜ他の人の会社にお金を貸すか、損だけしかないのなら400年以上も歴史は続きません。

これからそれを学んでいきましょう。